ランカウイ・ケーブルカー

ボントンレストラン

 さて一夜明けて、初めて見るランカウイの海。昨日は日付が変わってしまう時にホテルに着いたので、そういうのはお預けされてました。ここのホテル ジ・アンダマンは部屋から直接海に出られるプライベートビーチのある場所です。…雨降ってる…(しょんぼり ちなみに今回一緒に来てる友達はオーストラリアの旅行も一緒でした。そうあの散々雨に祟られた、オーストラリアの…。友達は雨女だったらしい…。キィ。まぁ部屋でのんびり海を眺めてから、朝の食事を取りに1Fに降りていきました。今回のツアーは全日朝食付きです。楽ちん楽ちん。
 朝食はバイキング。何でも好きなもの食べていい形式です。今日はせっかくだからアウトサイドテーブルでお食事することに。お、またナシゴレンがある。少し食べちゃおう。後は適当に食べれそうなものを取って行きます。何かお豆腐にとろりとしたソースがかかったものを取ってきたけど、これあんまりおいしくなかった〒w〒 フレッシュジュースがかなり種類があって、今日はマンゴーとグァバを手にしました。友達にどっちがいいか聞いて、るっちもはグァバを頂きました。これがおいしい。さっぱりしてるのに甘くてナイス。後はキッチンがあって、卵料理をサービスしてくれていたので、デザートにワッフルを焼いてもらいました。メイプルシロップと生クリーム(甘みなし)とバニラソースを適当にかけて、もぎゅもぎゅ。これでおなかいっぱい。隣のカップルがヤモリさんに襲われています。「うおー、今俺の足に何か触ったぁぁぁぁぁ」とか何とか。るっちもはワッフル食べるのに一生懸命で、騒ぎに気がつきませんでしたが。もぐもぐ。(友達が教えてくれたのですょ)

 ここランカウイのホテルはヤモリが生息しています。先に住んでたヤモリさんが出るのは仕方のないことなんだそうです。天井なんかにいつの間にか「ひょろ」っといたり。



 るっちもは全然平気なんだけど、一緒にいた友達が苦手らしい。「いきなり天井のヤモリが落ちてきたらどうしよう!」とか言ってたけど、「それはヤモリにとっちゃ自殺行為だから、そうそう落ちてこないと思うよ…」となだめておきました。もしそれで手に上に落ちてきても、るっちもはきっとちょっとびっくりするけど、平気だと思います。そのヤモリに毒とかなければの話。
 おなかいっぱいになったので、これからオプショナルツアーに参加です。友達が「せっかくだから何かのツアーに参加したい」というので、ランカウイで最近評判になっているケーブルカーに乗れるツアーに参加することに。これは日本で予約していきました。3月に予約を入れておいたのですが、4月から新しいツアーになるっていうことで、それでもかまわないからとそのまま予約を入れておきました。そうして9:30頃ロビーに行くと、もうすでにガイドさんがお迎えに来てました。で、すぐに行くよーって言うのです。あれ…もしかして…。うちら二人だけ?w うは、貸切専用ツアー。
 今回のガイドさんは、「ナーナさん」。略してななちゃん。本人もそう呼んでくれ言うし。日本製のななちゃんバッチまでつけてる…。何だかなぁ。
 最初に行ったのはカラフルなヒンズー教の寺院。マレー人のななちゃんでさえも、こうびくびくというか、「お邪魔しま〜す」みたいな感じで訪問しました。宗教が違うとやっぱりお互いがお互いを尊重しないと大変なことになりかねないので。靴を脱いで、るっちもたちも恐る恐る後をついていきます。全体的に派手な印象を受けました。るっちも、無宗教なのでガイドさんの言ってることにふんふんうなづくしかできないのですが。
 次はイスラム教の…何だったかな、忘れた(こら でもムスクが印象的。こう、にゅっとした感じがかわいいよね(そういうことなのか? このイスラム教の文字は非常に難しく、ななちゃんでさえもあんまり上手に書けないそうです。「この看板を書いた人はとても上手。」そりゃぁ、そうだろう…w
 お次はマレーハウスでちょっと休憩することに。マレーシアでも昔は高床式の住居を使ってたようです。今ではこのような家を探すのが大変なので、ツアーのために無理をいってお願いして貸してもらっているようです。ここでお茶を頂きました。何か日本でいう麦茶にお砂糖入れて飲んでる感じ。ほんのり…じゃなくて、しっかり甘い。んで、手作りのお菓子やらちょっとしたご飯やらを。この後昼食が控えているんじゃなかったかなー…。おなかいっぱいになっちゃうよー。



 このバナナの皮に包まれたご飯が日本円で15円程度だそうで。安いよねー。後、おまけついでにここの人にマレーシアの民族衣装をさせてもらう。ようするにスカーフで頭全部を隠すだけなんですが。記念に写真を撮ってきましたが、ここに上げるのは拒否させてもらいます(ぁ



 そしてご飯(けふ 昼食はボントンというレストランで。ここはランカウイでも結構有名らしい。もっと夕方に来ると、夕日がとてもきれいな場所。飲み物にウォーターメロンジュースを注文して、ランチをもぐもぐ。猫が横たわっている。イスラム教では猫しか飼わないんだそうです。犬を飼ってるとこがあったら、それはヒンズー教のお家なんだって。イスラム教では犬は不浄の動物らしくて、触ってしまったら清めないといけないようです。やっぱり難しいなぁ。あ、雨が降ってきた。



 雨のランカウイもいいですね。緑が多いと雨も映える。……これからケーブルカーに乗るっていうのにっ。晴れろぉぉぉぉぉ…なんて、ちょっと思っています、ハイ。本当は朝一番に乗る予定だったのに、朝から雨が降っていたので晴れる午後に乗ったほうが面白いだろうと、ガイドさんによる変更があったのです。だから雨降ってもらっちゃ困るのよっ、ミタイナ。本当におなかいっぱいになったのでこれから水族館に向かい、その後本命のケーブルカーです。水族館は普通の水族館だったから、割愛します。隣に免税店があって、そこで買い物してる時に、マレーシア(ランカウイじゃなくて)に在住の日本人さんに話しかけられて、「どこに観光に行くんですか?」などちょろっと日本語でお話しました。ランカウイは観光するとこ、あんまりないからなぁ。るっちも達も今回はバカンス目的だし。うーむ。

 ぐ…、前置きに言っておきますが、るっちもは本格的な高所恐怖症です。遊園地の観覧車にさえ乗れません。乗ったら最後、黙って泣くだけ、ぐふぅ。でも飛行機は乗れるんだよ、ほら地面見えなくなるから。中途半端に地面が見える高さがダメなんだよねー。んで、ガイドさんを含めた3人を乗せてケーブルカー(ほとんどゴンドラ)はぐんぐん登っていきます。う…登ってくと海が見える(らしい)。とってもいい眺め(らしい)。下にジャングルが鬱蒼と茂ってる(らしい)。全部らしいがつくのは友達の感想だからです。るっちもは前しか見てません。前しか見れませんw 実際の風景はこんな感じ。写真で見る分にはいい眺めだぉ。



 一番上にまで登ると展望台になってて、その展望台に行くまでに長い橋を渡らないといけないらしい…。るっちもに死ねって言ってるのかっ。ななちゃんが「だいじょーぶ、この橋揺れないから。しっかり固定されてる。」と教えてくれます。うう、それなら横と後ろを見なければ大丈夫かもしれない。ぐふ、何でこんなとこ来ちまったんだろう、あたい…。そしてすごく暑ーい。ケーブルカーに乗るころに晴れてくれて、とても嬉しいんだけど汗がダラダラ。ぷふー。展望台を一頻り探検した後、後は下って帰るだけ。これが恐ろしかった…。
 HPなどにここのケーブルカーのことが書いてあるんだけど、「ジェットコースターが、うんぬんかんぬん」って文字が見えるのよね。…乗った途端、急降下しやがりました、このゴンドラっ。きゃーーーーーー………(意識不明)


 はっ。胃が浮いた…。脳みそも浮いた気がした。口から魂が出てきたような気もする。はぁぁ…。でも喉元過ぎれば何とやら。まぁそれなりに楽しかったよ、うんうん。もう二度と乗らない(^^

 そして16:00頃ホテルに到着。ななちゃん、ありがとう。今回は写真一緒に撮れなかったな、残念。しばらく部屋で休憩してから、グライハウスでの夕食に向かいます。ここも結構評判のレストランのようで。ダタイからもお客が来るらしいので、要予約。
 コンシェルジュに「グライハウスに行きたいんだけど」と言うと、お車で送ってくれました。うふふ、至れり尽くせり。ここに来るのもお財布は要りません。お部屋につけることができます。……手ぶらでこれると思ったら、るっちもはカメラを忘れました。とほほ。友達が持ってきてくれてるからいいか。

 さていざ注文っ…、読めなぃ…。一応日本語のメニューがないか、聞いてみる。ないと言われたので、慣れない英語の文章を見て、何となく料理の雰囲気が分かりそうなものを頼む。下調べで、「ゲッコー」というカクテルはおいしいと聞いていたので、それだけは迷わず注文する。後はサテ(焼き鳥みたいなもの)とえびカレー(ココナッツ風味…のカレー)と、マサラの何か揚げ物みたいなのを頼んだ。こんな感じの。「ゲッコー」は超おいしかったですっ(古 アイスクリームベースのあま〜〜ぃカクテル。ゆっくりちびちび飲んでました。飲み終わるとスタッフが「もう一杯どうですか?」って聞いてくるので、勢い余って追加しちゃおうかと思いましたが、踏みとどまりました。危ない、危ない。これカロリー高そうだもんなー。こんなとこまで来て、体重気にするるっちもでありました。



 この後は、ゆっくりお風呂に入って就寝。明日は、るっちも希望のスパの予定です。